シャナイア・トゥエイン

カナダでインディアンの養父と母、そして異父弟妹3人に囲まれて育った。
経済的に貧しい生活でしたが、母親のサポートにより音楽的才能が見出され、
地元のレストランやバーでの演奏で家計を助けるようになる。
21歳の時、最愛の養父と母を交通事故で失ってしまい、残された弟妹たちの
親代わりとして、歌いながら弟妹を育てたようです。
1991年にナッシュビルの音楽関係者にスカウトされ、アメリカ合衆国テネシー州
ナッシュビルに移住。

3年間の下積み生活を経てアルバム『シャナイア・トゥエイン』でデビュー。
この作品で「k.d.ラング、ハンク・スノー、アン・マレーを超える
カナディアン・カントリー・シンガーが出現することはもうないと
思われていたが、その伝説をくつがえした」と絶賛された様です。

そして、アルバム『カム・オン・オーヴァー』で第42回グラミー賞
カントリー・女性ヴォーカル部門という栄誉ある賞を受賞。

当初はカントリー色の強い楽曲が多かったそうで、徐々にポップス志向に
変化し、リアン・ライムスなどと近いスタンスに変わってきている。
また、張りと伸びのあるヴォーカル・スタイルも印象的です。

初期のベリンダ・カーライルを彷彿するリスナーも少なくないようです。